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"report"は管理人のayaが屋良くん出演の舞台、コンサート等を観て簡略的なレポ&感想をただツブやいているだけのものです。
多少の見間違い&勘違いもご愛嬌で大目にみてやってください。
ネタバレですのでご注意ください!

2003年5月29日(thu)Madam Aokiスペシャル 青木さん家の奥さん 東京グローブ座 初日part.1

19:00〜21:53頃

◆会場
初めて行ってきましたグローブ座。JR新大久保駅から歩くこと5分、
シェークスピアのお顔のついた看板もあり、なんとか迷わず行くことができました。

会場のロビーはかなり狭く、人でごったがえしてしました。
この時に係の方が「本公演は2時間半の上演時間を予定しています。休憩はありません。
記念品の交換は終演後は行わないので開演前にお願いします。」と叫んでいました。

ロビーの左側には「Madam Aoki スペシャル…」と書いてある赤の特製ビール箱が積んであり、
プリングルズの缶もちょこっと入っていたりのオブジェのようにコーナーなっていました。
もっと奥に行くと、記念品交換所とパンフレット売り場があります。

◆記念品
オレンジ色に茶色の取っ手がついたナイロン製のミニミニトートバックでした。
自転車と、「Madam Aoki スペシャル 青木さん家の奥さん」と書かれているダンボール箱のイラストがついています。
とても小さくコンパクトにたたまれていて、ビニール袋を開けるまでこれがいったい何なのかわからない状態です。

◆パンフレット
A4サイズで40ページくらい。オレンジ色の表紙です。
なかなかオシャレな仕様で雑貨屋さんのカタログのようです。
大きく2ページのソロ写真も、インタビューも青木さん家の奥さんの手書きの想像図もあります。

屋良くんのソロ写真は歯をくしばった顔でたらいに洗濯板をたてて洗濯中の写真と、
その洗濯しているであろう庭でこちらを見ている全身写真です。とてもナチュラルな感じです。
それから小さくて細かいのですが、お稽古風景のスナップもたくさん載っています。これはなかなか見ていて楽しいです。
パンフレット以外のグッズの販売はありませんでした。

◆お席
初めてのグローブ座ですので早速、劇場内を探検にいきました。劇場がともかく狭いです。
2階席は思ったよりも低いのですが、3階席は高いところから見下ろすようになってしまうように見えました。
1階席は全体的に段差がないようなので、スタンディングすると後ろの方が見えづらくなりそうです。

◆開演前
セットは酒屋さんの倉庫ですので、ビール箱がたくさん積んであったり、
食品の入ったダンボールが棚においてあったりと雑然としています。
舞台に緞帳のようなものははく中央に大きな布が、かかっているような幕があります。

そうそう、開演前に「俺は田舎のプレスリー状態」のハッピにウエスタン・スタイルの小林顕作さんが登場し、
開演前の諸注意をギターを奏でながら歌います。これは本当におもしろくてツボりましたわ。
♪アドリブ天国はこの世の果て、と曲名を勝手に命名したいと思います。

◆開演
ハードロック調のギターがウィーンとなり続ける中、中央の幕がパッと下に降ります。
そこにいたのはビール箱に乗ってポーズを決めているトモユキ役の屋良くんでした。
そして音楽にノリノリなトモユキは会場に投げKISS。2階席の観客に向かってひとさし指で指差しPR。
まるでハードロッカーのようです。(笑)会場からキャーと歓声があがっていました。

トモユキの衣装は野球のユニフォーム風の白地に赤のトレーナー(広島Carp?)、
黒地で脇に3本線の入ったジャージ、白のスニーカー、腕には赤のリストバンド。
髪型は茶髪で前髪あり。今年のTOKIOコンの始まった頃ぐらいの感じです。
気持ち、お顔がすっきりしていて、少し頬がコケていたように見えました。
とてもシャープな顔立ちでキレイです。

そして音楽が終わりPRした後はビール箱に座りじゃがいもの芽をむきながら、一人でボソボソと愚痴っています。

トモユキは県立ミュージカルアカデミーハイスクールで打点王と言われるくらい有能な野球部員だったようですが、
試合でヘマをしたらしくどこの球団へも入れず、しかたなくこの酒屋にバイトに来たようです。

この時にその試合の状況を細かく説明してくれるのですが、試合中に力みすぎたといって、
力む=出産みたいだと言い出し、「ひーひーふぅー」バーチャル出産風シーンを体当たりで演じていました。
ものすごくハイテンションの屋良くんです。

バイトに来たトモユキは酒屋の大将(小林顕作さん)が書いて貼ってあった「ジャガイモの芽をむいておけ!by大将」
の張り紙を見て訳もわからず指示に従っているようです。

その大将はというと、先ほど登場した小林さんなのですが向って左側の階段上にあるスペースで舞台の様子を見ていたり、
お茶を飲んでいたり、スケッチしていたり、ギターをかき鳴らして舞台中のBGMとなったりでこの舞台のカナメとなりそうな存在です。

◆ターザン(米ちゃん)登場
わけもわからずジャガイモの芽をむいているトモユキ。
そこへ豹柄のバンダナを頭に巻き、豹柄のTシャツを着て腰にバナナとおサルのぬいぐるみ(バブルスくん)をつけた、
非常にアフリカンな先輩役のターザン(米ちゃん)が登場。
♪どうにもとまらない by 山本リンダを熱唱しながら腰フリダンスでノリノリです。

そして、なんでジャガイモの芽をむくのかターザンに聞くトモユキ。
ジャガイモはプレゼントにする為だと説明され、
トモユキはジャガイモを大将の誕生日(10月)のプレゼントするものだと勝手に思い込む。

そして、急に何かにとりつかれたように、何かがナイと探し出し大慌てのターザン。
天井からさがっているロープを使い、本物のターザンのように空中をぷらーんとハケていきました。(会場大爆笑)
米ちゃんはワイルドキャラの設定でしたが、バブルスくんになりきっての腹話術は非常にキュートでした。
「あぅー!」とか叫ぶのがかわいい。

◆テンパリ(町田さん)登場
次に現れたのは黄色いエプロン姿の町田さん。前髪をカワイイ飾りのついた赤と青のゴムで結んでいます。
これは1歩間違えたらどこかの奥さんになってしまいそうなくらいベッピンさんでした。
というか、青木さん家の奥さん役はユーで決まりよ!ってな状態です。

そして町田さんの登場するテーマソングは♪愛にぃ〜気づいてくださぁい…でおなじみのペニシリンのおたけび陶酔ソング。
なかなか、これが町田さんにぴったりでした。いっぱい、いっぱいな感じが特に・・・。(笑)
その後はそのままワイヤーでつり上げられて、高く積んであるビール箱の上にまたビール箱をおそるおそる積んでいました。
これは結構大変そうです。

そして地上に着地し、トモユキに背中についたワイヤーを取ってくれとお願いするのですが、
取っている時にテンパリはお尻を突き出し、両手で目を隠して恥ずかしがりやさんポーズをしていました。
純情乙女120%といった感じでしたわ。(笑)

そしてテンパリに大将の誕生日は元旦であることを知らされたトモユキは
年内いっぱいジャガイモの芽をむくことにビックリし、どーしてなのかテンパリに問いただす。

ジャガイモに聞いてくれと言うテンパリに、トモユキは「じゃあ、テンパリ先輩が聞いてくれ」と言い返す。
その言葉どおりにテンパリはまじめにジャガイモを見つめて

テンパリ「ねぇーどうして・・・お芋くん教えて?」と聞く町田さんがまたまたキュートでした。
そして急にまた、先ほどのターザンのように何かにとりつかれたように、何かを探すように大声をあげてハケていきます。

◆阿蘇さん(坂田さん)登場
まるで熊のような…失礼(笑)阿蘇さん登場。
肩に狸の毛皮のようなものを巻き、「燃えろいい女」のテーマソングで登場。
とても気持ちよさそうに歌う阿蘇さんですが、サビにさしかかろうとすると急にトモユキが

トモユキ「ありえねーーーーーーーー!!!」(絶叫)

阿蘇さんが仕切りなおして、またサビを歌おうとすると、また

トモユキ「ありえねーーーーーー!!」と絶叫し、屋良くんは阿蘇さんの歌の邪魔をしています。

それを阻止しようと阿蘇さんはものすごい勢いでトモユキに襲いかかります。
そしてなぜか、「オスカル」といいながらトモユキの手の甲にKISS。
どこかにKISSしないと我に返れないのが阿蘇さんらしいです。(笑)
この後トモユキはまた阿蘇さんにKISSをされまくっていました。トモユキは襲われキャラ(?)のようでございます

それからトモユキは阿蘇さんに「おい!茶髪の小坊主」とも呼ばれていました。(笑)

そして阿蘇さんに大将の誕生日は7月と教えてもらい、芽をむく期間が短くなって喜ぶトモユキ。
大将がジャガ芋を好きだと思っていたトモユキですが、大将がジャが芋嫌いだという事を聞く。
それを知ったトモユキはみんなが大将を困らせようとするためにジャガイモをプレゼントするのだと、またまた勝手思いこむ。

でも阿蘇さんはトモユキに一生ジャガイモの芽をむくように指示する。

そしてまたまた「ない、ない!」と言いながら、急に何かを探し始める阿蘇さん。
みんな同じように、何かとりつかれたように大騒ぎし、
どざくさに紛れてトモユキを後ろから抱きしめたりして襲っていました

そして、また他のみんなと同じように何かを探しながら阿蘇さんがハケます。

◆うすくち(アッキー)の登場
登場テーマソングは少年隊の「君だけに」…と思ったら、またまたトモユキが絶叫し、
少しも歌うことができなかったうすくち(アッキー)の登場です。(笑)

一生ジャガイモの芽をむくことに、我慢ができなくなったトモユキは
「うわーーー!」と奇声をあげながらキレイにバック転を3回してポーズ。いつ見てもキレイなバック転です。

それを見ていたうすくちも同じように叫びながらバック転をしようとしますが、
側転のようになってしまいバック転になっていませんでした。
アッキーの専売特許ネタですね…これは。(会場大爆笑)

そして、うすくちも県立ミュージカルアカデミーハイスクールのOBだと判明し、校歌が良いのだとウットリする二人。

ここから「県立ミュージカルアカデミーハイスクール・校歌」を歌って踊ります。
米ちゃん&町田さんもグリーンのラメスーツを着て登場。4人でHIPでHOPな校歌を見せてくれます。

そうそう、この曲の作曲者は屋良くんなのよね。この曲はラップ調でしたっけ?いえ、念仏調?字余りですよね?
でも頑張ったね。校歌だしね。これは校歌には聞こえるのか?だけどね。
うーん・・・もうちょっと頑張れ〜。と、軽くダメだしさせていただきます。(厳しっ)

そしてひとしきり歌って踊った後、トモユキはその場で着ていたトレーナーを脱ぎ、
裏側にひっくり返して着なおします。(生着替えに会場がわきます/笑)

そのトレーナーはリバーシブルになっていて、裏は白地に黒で阪神タイガースのユニフォームのようでした。
阪神で野球がどうしてもしたかったんだというトモユキのPRのようでございます。

そして、うすくちから大将は階段の上にいる小林さんだと知らされ、このジャガイモはお客さんへのサービスだと聞かされる。

するとうすくちもまた、ハイテンションで何かを探し始める。

そこへターザン、テンパリ、阿蘇さんが登場し、みんなで「お前のせいだ!」と責任のなすりつけあいを始めます。
どうやら、ある伝票を失くしてしまって大騒ぎになってしまったようです。

この時、みんなでもめて大喧嘩になるのですが、最終的にはテンパリ(町田さん)が袋叩きにされています。
その時にはテンパリはお地蔵さん(一升瓶つき)を抱えています。それがまたキュートでおもしろかったわ。

何でその伝票ひとつでもめるのか疑問に思い、みんなに聞くトモユキ。

それは青木さん家の奥さんの配達伝票だったからです。

トモユキ「青木さん家の奥さん?」と情けないような、疑問符だらけの屋良くんの声が会場に響きわたります。

◆MAのアニメーション登場
ここでパンクロックの音楽とともに、タイトルバックのようなアニメーションが始まります。
舞台の左右に、裏がスクリーンになっている花輪が並んでいまして、そこにアニメーションが写しだされます。
内容は出演者にそっくりかどうかは微妙なアニメと役名と名前がカタカナで表示されています。
イマドキ風な元気でかわいいアニメでした。

特に屋良くんのアニメが特徴がなさすぎて、一番似ていないような気がします。(笑)
米ちゃんの口がまん丸いのがカワイかったなぁ。(笑)


多分、ここから後が完全アドリブバトルの始まりの地点ではないかと思います。
それはなぜかというと、急に会話のテンポが遅くなり、とってつけたような感じになっていったからです。(汗)
初日のせいだとは思うのですが、だいぶギャグがすべり気味というか、
なんだか妙にかみあってないという感じでした。(汗倍増)

でも観客の皆さんには結構ウケていましたし、頑張り具合もはっきり見えましたし、
結構おもしろいMAネタも満載でしたのでとても満足しました。
でもやはりいっぱい、いっぱいだったかな・・・MA。(笑)

2003.06.02

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